自宅用のイスやベッドパッド代金を学校備品代として請求 大阪市立小学校の男性教頭を懲戒免職
ABCニュース 2023/9/14(木) 15:46配信
自宅用のイスとベッドの中敷きを購入した代金を業者に対し学校の備品代として請求させていたなどとして大阪市教育委員会は14日、市立小学校に勤める男性教頭(43)を懲戒免職処分にしました。
市教委によりますと、教頭は2021年1月、自宅用のベッドパッド(6万7200円)とステップチェア(1万3800円)を購入した際、納品業者に対し、勤務校の図書館用イスの購入代金として一括して市に請求するように指示し、大阪市に払わせていたといいます。
また同年3月ごろ、学校に出入りする工事業者に、無料で自宅の門付近の工事(約1万円相当)をさせていました。
教頭は去年12月にも、定められた手続きを経ずに学校の工事などを口頭で業者に発注していたなどとして、停職1か月の処分を受けましたが、この際に市教委に対し、自宅のイスなどの購入については伝えていませんでした。
教頭は市教委の調査に対し、「自らの内面の問題点が露呈した結果であると猛省しております」「今後は人として誠実に生きるよう努めてまいります」などと述べたということです。