ストーカー容疑で逮捕の臨時講師、停職3か月の処分 好意抱いた女性従業員を動画で撮影
神戸新聞NEXT 2023/9/28(木) 19:44配信
兵庫県教育委員会は28日、ストーカー規制法違反の疑いで洲本署に逮捕された、南あわじ市立志知小学校の男性臨時講師(30)を停職3カ月とする懲戒処分を発表した。
県教委によると、男性講師は8月1日から9月6日にかけ、洲本市内の店舗で、スマートフォンを使って好意を抱いた女性従業員の姿を3回程度動画に収めた。
県教委の聞き取りに「独りよがりな好意で、見ず知らずの大人に見張られる恐怖を与えてしまった」などと話しているという。臨時講師としての任期は9月末で切れる。(大橋凜太郎)
「好意の感情があって何度も撮影した」兵庫県の小学校教諭の男が、18歳の女性従業員を約5か月にわたってスマートフォンで盗撮したとして逮捕されました。
ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたのは、兵庫県洲本市に住む南あわじ市立志知小学校の教諭・濱田貴大容疑者(30)です。警察によりますと、濱田容疑者は今年4月下旬ごろから9月上旬ごろにかけ、洲本市の店舗で働く18歳の従業員の女性をスマートフォンで繰り返し撮影した疑いが持たれています。
女性は見知らぬ男から何度も写真を撮られ恐怖を感じたため、母親に相談。7月末に女性の母親が「娘が盗撮にあったかもしれない」と警察に被害相談し、事件が発覚しました。警察によりますと、店の防犯カメラにもスマートフォンを使って女性を撮影しようとする濱田容疑者の姿が映っていたということです。
濱田容疑者と女性は接客以外での関りはなかったとみられていて、警察の調べに対し、濱田容疑者は「好意の感情があって自分の携帯で何度も撮影したことに間違いない」と容疑を認めているということです。濱田容疑者のスマホには女性の写真が残っていて、警察は濱田容疑者から話を聞くなどして詳しく捜査しています。