「盗撮に使ったため動画のデータを消去した」盗撮スマホ窃盗の42歳児童館職員の男が供述 仙台
tbc東北放送 2023/10/18(水) 17:14配信
今年7月、仙台市内の児童館で女子児童の盗撮動画が保存されたスマートフォンを盗んだとして、この児童館に勤務する42の男が逮捕・起訴された事件で、男が「盗撮動画のデータを消した」と話していることが新たに分かりました。
窃盗の疑いで逮捕・起訴されているのは、仙台市宮城野区宮千代1丁目の団体職員・高橋忠正被告(42)です。
起訴状などによりますと、高橋被告は今年7月、自分が勤務している仙台市宮城野区の児童館で盗撮目的に使われ、その後、館長が保管していたスマートフォンを盗んだ罪に問われています。
このスマートフォンは高橋被告のもので、女子児童が水遊びをした後の着替えの盗撮に使われていました。仙台地検によりますと、押収したスマートフォンに動画のデータは残っておらず、高橋被告は「盗撮に使ったため動画のデータを消去した」などと話しているということです。
仙台地検は高橋被告が女子児童を盗撮した可能性が高いとみて、他の罪状での立件も視野に捜査を進めています。