金沢で飲酒後に暴行事件起こし罰金20万円の略式命令 男性医師に大学が懲戒処分
石川テレビ 2023/10/20(金) 17:06配信
今年7月、金沢市の路上で女性に暴行を加えたとして罰金20万円の略式命令を受けた金沢大学附属病院の男性医師について、金沢大学は出勤停止1カ月の懲戒処分にしました。
懲戒処分を受けたのは金沢大学附属病院の男性特任助教です。
金沢大学などによりますと、男性医師は今年7月21日の未明、飲酒後に帰宅する途中、歩いていた女性の首に右腕を巻き付けて路上に引き倒し、転倒させるなどの暴行を加えケガをさせたとされています。男性医師は翌日警察に出頭し強盗致傷の疑いで逮捕され、今年8月、傷害罪で罰金20万円の略式命令を受けました。
附属病院調査委員会の調査を受け20日、大学の役員会で審査を行い出勤停止1カ月にしたと言うことです。
金沢大学の和田隆志(わだたかし)学長は「今後とも全学をあげ取り組み、再発防止に努める」とコメントしています。
金沢市内で女性からバッグを奪いけがをさせたとして、金沢大学附属病院の男性医師(34)が10日、傷害罪で略式起訴されました。
この事件は先月21日、金沢大学附属病院に勤務する特任助教の男性医師(34)が、金沢市笠舞の路上で30代女性から手提げバッグなど約2万4000円相当を奪い、胸などを打つけがをさせ強盗傷害の疑いで逮捕されたものです。
金沢区検察庁は10日、傷害罪で医師を略式起訴し、金沢簡易裁判所が罰金命令を出しました。検察は、証拠に基づき強盗傷害罪ではなく、傷害罪で略式起訴したとしています。
金沢市内の路上で21日、女性の手提げバッグを奪い、けがをさせたとして、強盗傷害の疑いで逮捕された医師の男が、金沢大学附属病院に勤務する特任助教だったことが分かりました。
強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、金沢市大額3丁目に住む金沢大学附属病院の医師・山口鋼正容疑者(34)です。
山口容疑者は21日午前3時45分ごろ、金沢市笠舞3丁目の横断歩道で、歩いていた30代女性から手提げバッグなどおよそ2万4000円相当を奪った上、女性を転倒させて胸などを打つけがをさせた疑いがもたれています。
警察の調べに対し、山口容疑者は事件への関与をほのめかしているものの「酔っていて覚えていない」と供述しているということです。
金沢大学附属病院によりますと、山口容疑者は2014年に金沢大学医学類を卒業後、公立松任石川中央病院や金沢有松病院などを経て、現在は金沢大学附属病院の集中治療部で特任助教を務めているということです。
蒲田敏文病院長は「逮捕された事実は極めて重大で誠に遺憾。捜査に協力するとともに、捜査状況を確認したうえ、厳正に対処したい」とコメントしています。