「30年前から始めた」 自分で主催したキャンプで女児6人にわいせつ行為 元市議の男に懲役6年の判決

「30年前から始めた」 自分で主催したキャンプで女児6人にわいせつ行為 元市議の男に懲役6年の判決
関西テレビ 2023/10/30(月) 17:02配信

自身が主催したキャンプで児童6人にわいせつな行為をした罪に問われた、元大阪狭山市議の男に対し、先ほど、懲役6年の実刑判決が言い渡されました。

井上健太郎被告(55)は、大阪狭山市の市議会議員だった3年前から2021年にかけて、自身が主催した泊りがけのキャンプに参加した、当時10歳から13歳の女子児童6人の下半身や胸などを触った罪に問われていました。

保護者は、井上被告が子供の育成に熱心に力を注いでいたことなどから勘違いだろうと思い、弁護士や警察への相談が遅れたとして、「申し訳ないことをした」と述べていました。

検察側はこれまでの裁判で「被害者の親族の信頼を利用していて悪質であり狡猾」と指摘。

さらに供述によると「約30年前にキャンプのスタッフとしてわいせつ行為を始めた」と常習性があったとして懲役7年を求刑していました。

10月30日の判決で大阪地裁堺支部は「市議会議員という立場で被害者を指導監督する立場であったのに、就寝中の見回りを装うなど、犯行は極めて卑劣であり狡猾」などとして懲役6年の実刑判決を言い渡しました。

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