「叱咤激励のつもりで」部員の頭や顔を複数回殴る 浜松修学舎高野球部副部長の教諭が体罰 学校の調査に当初否定も後日認める

「叱咤激励のつもりで」部員の頭や顔を複数回殴る 浜松修学舎高野球部副部長の教諭が体罰 学校の調査に当初否定も後日認める
静岡放送(SBS) 2023/11/8(水) 19:38配信

浜松修学舎高校の野球部で、副部長の教諭が寮で部員2人の頭や顔を平手で複数回殴る体罰があったことがわかりました。

体罰をしていたのは、浜松市中区にある浜松修学舎高校の野球部の副部長の男性教諭(26)です。学校によりますと、副部長は2022年の秋から2023年の春にかけて浜松市内の野球部員寮で3年生の部員2人の頭や顔を平手で複数回殴ったということです。

2023年7月末に匿名の保護者から高野連に連絡があり、学校が副部長に確認したところ副部長は体罰を否定。

また、部員全員に「体罰を受けたことがあるか。または見たことがあるか」という内容のアンケート調査を行いましたが体罰を確認できなかったため、学校は高野連に「体罰はなかった」と報告していました。

しかし、2023年9月、副部長が「叱咤激励のつもりで行き過ぎた指導があった」などと体罰を認めたということです。日本学生野球協会は11月7日、体罰と虚偽の報告などで副部長を1年間の謹慎処分としました。

浜松修学舎高校は、SBSの取材に対し「体罰は許されることではない。二度とないように学校全体で確認していく」とコメントしています。

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