いじめやセクハラ調査の集計結果、オンラインで閲覧できる状態に 原因は教員の設定ミス、教育委員会が陳謝 広島

いじめやセクハラ調査の集計結果、オンラインで閲覧できる状態に 原因は教員の設定ミス、教育委員会が陳謝 広島
中国新聞デジタル 2023/12/2(土) 6:40配信

 広島県東広島市教委は1日、福富小・中が保護者を対象に実施した、いじめなどの有無を聞き取るオンライン調査で、集計結果が回答した保護者同士で閲覧できる状態になっていたと発表した。教員の設定ミスが原因という。

 市教委によると、調査は11月27日から紙とオンラインで実施し、100世帯の保護者のうち46世帯がオンラインで回答。いじめや体罰、セクハラを受けていると回答した世帯数が分かる状態だった。さらに、保護者の名前や子どもの人数も閲覧できたという。保護者が気付き同校に連絡した。

 同校は1日、説明会を開き保護者に陳謝した。市教委の江口和浩学校教育部長は「児童生徒の安全安心を確保するための調査にもかかわらず、ご迷惑をかけて申し訳ない。信頼回復に努める」とコメントした。

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