熊本市西区の私立保育園 女性保育士の不適切な行為は複数の園児に行われていた【熊本】

熊本市西区の私立保育園 女性保育士の不適切な行為は複数の園児に行われていた【熊本】
TKUテレビ熊本 2023/12/12(火) 20:39配信

熊本市西区にある私立の認可保育園の50代の女性保育士が園児に物を投げつけるなど不適切な行為に及んでいた問題で、これらの行為は複数の園児に対して行われていたことが新たに分かりました。女性保育士は現在も担任を続けているということで、熊本市は行政指導も視野に園側に事態の詳細を報告するよう求めています。

この問題は熊本市西区にある私立の認可保育園に勤務する50代の女性保育士が「不適切な保育を行っている」と11月、熊本市に通報があり発覚したものです。

関係者や園の説明などによりますと、この女性保育士は今年4月以降、担任するクラスの男児A君の襟首をつかんで無理やり移動させたり、B君の体を教室のドアに押し付け、泣かせるなどしたということです。

女性保育士は、静かにさせようと園児たちに向かって履いていたシューズを投げたことについては、園の聞き取りに対し、「びっくりさせておとなしくさせるためにとっさにやってしまった」と話しているということです。また、この他にも大声で怒鳴るなどの不適切な保育とみられる行為は複数の園児に対して、行われていたとみられています。

関係者によりますと、女性保育士はこの保育園に長年勤務し若手保育士の指導も担う立場で、現在も同じクラスを担任しているということです。

園長はTKUの取材に対し、「大声での指導はやめるよう注意したことは何度かあったが、他の行為は把握できていなかった。園児と保護者に謝罪したい」と話しています。

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