児童と接触も救護せず 女性教諭を停職処分 群馬県教育委員会

児童と接触も救護せず 女性教諭を停職処分 群馬県教育委員会
群馬テレビ 2023/12/25(月) 18:42配信

群馬県教育委員会は、車を運転中に男子児童と接触したのにも関わらず必要な救護措置を取らずにその場を立ち去ったとして、25歳の女性教諭を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表しました。
停職1カ月の懲戒処分となったのは、東毛地域の公立小学校に勤務する25歳の女性教諭です。県教委によりますと、この女性教諭は今年2月、勤務先の小学校に向かうため乗用車を運転中、路側帯を歩いていた男子児童の頭部と自分が運転する車のドアミラーが接触し、ケガを負わせたということです。
教諭は「当たったような音は聞いたが子どもたちの様子に異変は無かった」として救護措置をとらず、その場を離れました。後日、ドライブレコーダーの映像を確認したところ接触したことに気付き、警察署に出向き明らかになりました。
この女性教諭は、自動車運転処罰法と道路交通法の違反で略式起訴され罰金40万円をすでに納付したということです。
平田郁美教育長は、「重大な交通法規違反は命にかかわる危険な行為で、あってはならない行為です。再発防止のため服務規律の確保に向けた取り組みを強化します」とコメントを発表しています。

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