福岡教育大学が教授を懲戒解雇 ”覚醒剤使用”で逮捕・起訴
FBS福岡放送 2023/12/28(木) 18:02配信
福岡教育大学は、覚せい剤を使用した罪で逮捕・起訴された52歳の教授の男について、27日付けで懲戒解雇したことを発表しました。
懲戒解雇の処分を受けたのは、福岡教育大学・教育学部で教授を務めていた坂井孝次被告(52)です。
坂井被告はことし10月、福岡県宗像市の自宅で覚せい剤を使用した疑いで、逮捕・起訴されました。
今月19日に福岡地方裁判所で行われた初公判で、坂井被告は「間違いありません」と起訴内容を認めています。
福岡教育大学は大学の就業規定に則り、坂井被告を27日付けで懲戒解雇しました。
福岡教育大学の飯田慎司学長は、「再発防止に努めるとともに、教員を養成する大学として高い倫理観と使命感をもって信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。
覚醒剤取締法違反の疑いで緊急逮捕されたのは、福岡教育大学教育学部の教授・坂井孝次容疑者(52)です。
九州厚生局麻薬取締部によりますと、坂井容疑者は10月12日から22日までの間に、福岡県内、またはその周辺で覚醒剤を使用した疑いです。
別件の捜査の過程で坂井容疑者が浮上し、22日に麻薬取締部が坂井容疑者の尿を検査したところ、覚醒剤の陽性反応が出ました。坂井容疑者の自宅からは吸引に使ったとみられるストローなどが押収されています。