指導学生に人格否定発言など「アカハラ」 京大工学研究科の60代教授を停職2ヵ月の懲戒処分
ABCニュース 2023/12/26(火) 18:52配信
指導をしている学生に対し、ハラスメント行為をしたとして、京都大学は大学院の60代の教授を停職2ヵ月としました。
京都大学によりますと、大学院工学研究科の60代の教授は去年12月、指導する学生に対し、おとしめたり、人格を否定したりするような発言をするなどハラスメントにあたる行為をしたということです。
教授はさらに、学生が今年1月に大学側にハラスメントの申し立てをしたのを知り、学生に直接取り下げるよう働きかけていたということです。
教授は、大学の調査に対して発言を認め「学生を奮起させるためだった」と話しているということです。
京都大学は教授を停職2ヵ月とし、「このような事態が発生したことは誠に遺憾。再発防止に努めるとともに、教職員の不適切な行為に対しては引き続き厳正に対処する」とコメントしています。