滋賀県教委の児童向け情報誌、アンケート回答者の個人情報が閲覧可能に…業務委託先が設定ミス

滋賀県教委の児童向け情報誌、アンケート回答者の個人情報が閲覧可能に…業務委託先が設定ミス
読売新聞オンライン 2024/1/13(土) 8:59配信

 滋賀県教育委員会は12日、児童向け情報誌「教育しが」で実施したインターネット上のアンケートに答えた6人の名前や電話番号など個人情報が記載された回答が、他の回答者でも閲覧できる状態だったと発表した。

 同誌は小学4〜6年の児童を対象に県教委が9日に配布。同誌掲載のQRコードからつながるサイトで文具などプレゼントの当たるアンケートを実施。児童と保護者の氏名、児童の学年、住所、電話番号のほか、同誌への意見が書かれていた。

 同日午後2時半頃、県教委にほかの回答者から「他人の回答内容が見えている」と指摘があり判明した。

 業務委託先の「宮川印刷」(大津市)が公開設定を誤ったことが原因とみられ、同社は設定を修正して非公開とし、6人に対して電話や書面で謝罪している。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする