女児に性的暴行の疑い、乳児施設の元職員再逮捕 埼玉県警
毎日新聞 2024/1/15(月) 18:25配信
当時2歳以下だった乳児施設の女児に性的暴行を加えたとして埼玉県警少年課などは15日、大阪府豊能町新光風台5、元施設職員、藤原凌被告(25)=強制わいせつ罪で起訴=を強制性交等と児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで再逮捕した。
再逮捕容疑は2023年3月6日、勤務していた県内の乳児施設に入所する女児が13歳未満だと知りながら性的暴行を加え、スマートフォンで撮影したとしている。「逮捕された内容と意味は理解したが、黙秘します」と供述しているという。
押収したスマホからほかの女児の性的なデータが見つかっており、同課は被害者が20人以上に上るとみて調べている。一部のデータはSNS(ネット交流サービス)に投稿されたとみられる。
藤原容疑者は同じ乳児施設の別の女児に対する強制わいせつ容疑で逮捕・起訴されていた。【安達恒太郎】
ことし1月、県内の児童福祉施設で入所する未就学の女の子にわいせつな行為をしたとして県警は、元職員の男を強制わいせつの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは大阪府豊能町の無職藤原凌容疑者(25)です。
警察によりますと、藤原容疑者は、ことし1月、当時勤務していた県内の児童福祉施設で入所する未就学の女の子の体を触るなどわいせつな行為をした疑いが持たれています。
ことし3月、違法な画像などを監視するサイバーパトロールを行っているボランティア団体から「女児に対して性的虐待をする画像を投稿しているアカウントを発見した」と警察に通報があり、被害が発覚しました。
警察の調べに対し藤原容疑者は「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めた上で、「幼児が好きで、わいせつ行為をSNSに投稿すれば反響がすごく承認欲求が満たされた」などと供述しているということです。
藤原容疑者のスマートフォンからは複数の女の子のわいせつな画像が見つかっていて、警察は、児童売春・ポルノ禁止法違反の疑いも視野に余罪を捜査しています。