県立高校の元事務職員を書類送検 修学旅行積み立て金1460万円着服 業務上横領の疑い

県立高校の元事務職員を書類送検 修学旅行積み立て金1460万円着服 業務上横領の疑い
FBC 福井放送 2024/2/5(月) 19:45配信

修学旅行の積立金およそ1460万円を着服したとして去年4月に懲戒免職処分を受けた坂井高校の元事務職員の男が、業務上横領の疑いで5日までに書類送検されていたことが分かりました。県教育委員会は先月5日に「金額の大きさ」や「悪質性」などから警察と相談した上で男を刑事告発していました。(2月5日)

男はおととし1月から去年3月までの間に校長の印鑑を無断で使って、生徒から集めた修学旅行の積み立て金1400万円あまりを95回にわたって銀行口座から引き出したとして、去年4月14日付で懲戒免職となりました。

男は県教育委員会からの聞き取りに対し「ギャンブルに使い借金の返済にもあてた」と着服を認めていて、金は男の親族が全額を弁済したということです。

懲戒免職処分となったのは坂井高校の事務職員、遠藤爵由主事(24)です。
県教育委員会によりますと、遠藤主事は去年1月から今年3月にかけて、修学旅行の積み立て金を管理していた銀行口座から、口座の名義人である校長の印鑑を無断で使って約1466万円を不正に引き出していました。
また、生徒やその保護者らが学校に直接持ってきた、修学旅行積み立て金や教材費など現金約110万円を着服していました。

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