職員室で次々と消える現金 校長が問いただして発覚 同僚の財布から16回以上盗む 大阪市立小の38歳男性教師を懲戒免職 「子どもたちにあわせる顔がない」と反省も
ABCニュース 2024/2/5(月) 16:25配信
同僚の財布から現金を盗んでいたとして、大阪市教委は5日、38歳の男性教師を懲戒免職処分としました。
大阪市教委によりますと、懲戒免職となったのは市立小学校に勤務する38歳の男性教師です。
男性は2018年から約5年半の間に、職員室や更衣室で朝出勤したときなど、まだ人が少ない時間帯を狙って、同僚の教師の財布から1回につき数千円から1万円程度を、少なくとも16回にわたり抜き取っていたということです。
教師たちの財布からお金がなくなることが続き、男性の動きを不審に思った校長が問いただして発覚しました。
市教委の調べでは、男性は被害者に気づかれにくいようにと財布から紙幣の一部だけを抜き取る手口をとっていて、こうした行為は前任校、前々任校から続けていたといいます。
男性の説明では、被害額は少なくとも17万1000円にのぼるといい、「子どもたちにあわせる顔がない」などと、反省の態度を示しているということです。