ゴルフ指導者を強制起訴へ 教え子への準強姦罪

この事件、漏れていましたので

——–

ゴルフ指導者を強制起訴へ 教え子への準強姦罪
日本経済新聞 2012年10月24日 13:30

ゴルフの教え子で当時18歳の女子高生に乱暴したとして、鹿児島検察審査会は24日までに、鹿児島地検が2度不起訴とした鹿児島市のゴルフ練習場経営の男性(61)について、準強姦罪で「起訴すべきだ」と議決した。男性は強制起訴される。議決は23日付。

議決書などによると、男性は2006年12月9日、鹿児島市内のホテルに女子高生を連れ込み、抵抗ができない状態で乱暴したとされる。

検察審は議決で、男性はゴルフ指導の名目でホテルに連れ込み、直前に30分間ゴルフに関して説教していたと指摘。「被害者の従順な性格を利用し、行為を受け入れざるを得ない状況に追い込んだ」と判断した。

県警が昨年4月、男性を書類送検し、鹿児島地検は同12月、「拒否の意思表示をしていない」として不起訴とした。その後、女性が審査を申し立て、検察審が今年5月、起訴相当と議決したが、地検は8月、再び不起訴としていた。

地検は「検察審査会の判断で、コメントを差し控える」としている。〔共同〕

—–

生徒暴行ゴルフ指導者に賠償命令 鹿児島地裁、強制起訴では無罪 
千葉日報 2016年8月3日 20:39

 ゴルフの教え子で高校生だった女性に対する準強姦罪で強制起訴され、無罪が確定した指導者の男性(65)=鹿児島市=に、女性が770万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、鹿児島地裁は「女性は重大な精神的苦痛を受けた」とし、330万円の支払いを命じた。判決は2日付。

 判決で鎌野真敬裁判長は、男性が「女性の性的自由を侵害した」と認定。「女性は精神状態が悪化し、プロになる夢も諦めざるを得なくなった」と述べ、女性側の訴えを認めた。

 男性側は、女性が拒絶の態度を示していれば、避けることができたと主張したが、判決は「関係悪化を懸念して抵抗できなかった」と退けた。

—–

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする