「処分されたのは学校の責任ある立場の人間だ」『わいせつな行為またはセクハラ』を理由に免職処分の『元校長』を公表せず 青森県教育委員会に処分の公表基準の明確化求める声

「処分されたのは学校の責任ある立場の人間だ」『わいせつな行為またはセクハラ』を理由に免職処分の『元校長』を公表せず 青森県教育委員会に処分の公表基準の明確化求める声
ATV青森テレビ 2024/2/21(水) 20:59配信

21日、青森県の文教公安委員会では、県教委が2月9日に発表した懲戒免職を巡り、弘前市にある中学校の元校長の男性に対する処分が公表されなかった件が取り上げられました。

これは、弘前市内の中学校で校長を務めていた男性が「わいせつな行為またはセクハラ」を理由に免職処分になったものの、県教育委員会は教員の処分について「非公表とする場合がある」として、この件を公表しませんでした。

一連の県の対応について、一部の委員から教職員の懲戒処分の公表基準を問う声が上がり、県に説明を求めました。

県教職員課 吉川満課長
「被害者が存在する事案については事案の内容や状況、被害者の移行等を考慮し、被害者の権利・利益が害されることのないように対応しているところです」

従来の回答を繰り返す県に対して、委員からは処分されたのは学校の責任ある立場の人間だと指摘し、公表基準の明確化について強く要望しました。

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