医科大学講師が医大生を撃った…バングラデシュの大学で銃撃事件
中央日報日本語版 2024/3/7(木) 13:19配信
バングラデシュである医科大学の講師が授業の途中に言い争っていた学生に拳銃を撃つ事件が発生した。
ダッカ・トリビューン紙など現地メディアは中北部のラジシャヒ管区シラジガンジ県にある医科大学で4日(現地時間)午後、ある講師が法医学の授業中に口頭試験を行っていたところ、自身のポケットから拳銃を取り出して学生を撃ったと6日、報じた。
3年生の被害学生は講師と言い争いをしていたところ、右足の太ももに銃傷を負って学内病院で手術を受けた。命に別状はないという。
当時、一緒に授業を受けていた学生40人は事件発生後、外部に助けを求め、直ちに該当講師を他の部屋に閉じ込めた。
講師はその後、出動した警察によって逮捕された。学生らによると、問題の講師は普段から拳銃を持ち込んで授業を行い、拳銃で学生たちを脅してきた。
警察は、加害講師が普段から拳銃を持ち込んで授業を進めてきたとし、「講師が今回、些細な問題で学生とけんかをしたが、怒りを抑えきれず犯行を行ったものとみられる」と伝えた。
警察によると、この講師はソーシャルメディアに多数の銃器関連映像も投稿したことがある。
学校側は1年間講義してきたこの講師に対して懲戒の手続きに着手した。