出勤日の半数以上が遅刻 システム遠隔操作でうその始業時間の打刻も 京大の50代職員を戒告処分「深く考えておらず悔やまれる」
ABCニュース 2024/3/19(火) 16:41配信
2021年、4ヵ月間にわたって出勤日の半数以上で遅刻を繰り返した上、遅刻日の4割以上で就業管理システムを遠隔操作し、うその始業時間を打ち込んでいたとして、京都大が職員を戒告処分にしました。
19日付で戒告の懲戒処分を受けたのは、京都大の50代の常勤事務職員です。
大学によりますとこの職員は、2021年7月から10月にかけて、出勤日の約57%で始業時間を過ぎて出勤。
うち42%の日は、就業場所以外から管理システムに接続し、うその始業時間を打刻していたということです。
学内から、この職員が就業開始時刻に出勤していないのではないかとの指摘があり、調査の結果不正が発覚しました。
職員は大学の聞き取りに対し「深く考えておらず、悔やまれる」と反省の意思を示しているということです。
京都大学は「再発防止に努めるとともに、教職員の不適切な行為に対しては引き続き厳正に対処していきます」とコメントしています。