「ゼミで最低限の指導を行わなかった」アカハラで教授を懲戒処分 他の学生の前で叱責も 都留文科大学

「ゼミで最低限の指導を行わなかった」アカハラで教授を懲戒処分 他の学生の前で叱責も 都留文科大学
UTYテレビ山梨 2024/3/22(金) 21:33配信

山梨県都留市の都留文科大学は言動などがアカデミック・ハラスメントにあたるとして勤務している教授を戒告の懲戒処分にしたことが分かりました。

22日付で戒告の懲戒処分になったのは都留文科大学に20年以上勤めている教授です。

大学によりますとこの教授は2020年度にコロナ禍でオンライン対応となったゼミで、当時3年生の学生に対して、一方的に課題を提示するだけで、「ゼミで最低限の指導を行わなかった」としています。

翌年、2021年度に複数の学生から大学に相談があり、当時の学長が教授に対して、きちんと指導をするよう口頭で注意をしていました。

2022年度には対面によるゼミが再開。しかし、教授はゼミに所属していた当時3年生の別の学生に対し内容を理解できないまま進めたり、1人の学生に対しては、他の学生が見ている目の前で叱責したりしました。

複数の学生から相談を受けた大学は、今年度はゼミ生を別の研究室に移籍させてゼミを開講しない措置を取ったうえで調査を開始。

2020年度と2022年度の事案について教授の対応や言動がアカデミック・ハラスメントにあたるとして戒告の懲戒処分にしました。

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