「固定資産税とローン返済にあてた」文化祭の経費横領 元中学校教頭を懲戒免職 福島・郡山市

「固定資産税とローン返済にあてた」文化祭の経費横領 元中学校教頭を懲戒免職 福島・郡山市
TUFテレビユー福島 2024/3/27(水) 13:26配信

福島県郡山市教育委員会は27日、元市立中学校の教頭を懲戒免職処分としたと発表しました。

懲戒免職となったのは、郡山市教育委員会事務局・学校管理課の指導主事で、元市立中学校教頭の50代男性です。

郡山市教委によりますと、元教頭は、市内の中学校に教頭として勤務していた2022年4月、文化祭用の口座から現金計36万円を引き出し、横領しました。

元教頭は、校長室にある耐火書庫から、無断で通帳と校長の印鑑を持ち出し、22年4月4日に30万円、13日に6万円を引き出しました。現金は、実家の固定資産税の納税や自動車ローンの返済にあてたと話しているということです。

元教頭は去年4月の人事異動で異動になりましたが、後任の教頭には文化祭用の経費については引き継がず、去年9月、学校がこの経費を使おうとしたことがきっかけで判明したということです。

元教頭は、横領した計36万円をこれまでに全額弁済していることなどから、刑事告発は行わないということです。

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