「県教委などにも相談し判断」平岡和徳総監督をテクニカルアドバイザーへ 大津高校サッカー部いじめ問題

「県教委などにも相談し判断」平岡和徳総監督をテクニカルアドバイザーへ 大津高校サッカー部いじめ問題
FNNプライムオンライン 2024/4/30(火) 11:02配信

2022年1月に熊本県立大津高校のサッカー部で起きたいじめ問題をめぐり、当時1年の男子部員に全裸で土下座を強要した疑いで、上級生2人が書類送検されたことが分かった。
大津高校は詳細を確認中としたものの「事実であれば重く受け止める」とコメントしているが、問題当時、総監督だった平岡和徳さんを、4月1日付で総監督から部のテクニカルアドバイザーに就任させた。

上級生2人を強要容疑で書類送検
この問題は2022年1月に熊本県立大津高校サッカー部で、当時1年だった男子部員が上級生に全裸で土下座をさせられ、その様子をスマートフォンで撮影されるなどのいじめを受けていたものだ。

熊本県教育委員会は「重大事態」と認定。2024年1月に第三者委員会を設置し、調査している。

また、熊本県警がいじめに関与した上級生2人を、強要の疑いで書類送検したことが捜査関係者への取材で分かった。
大津高校は詳細を確認中としたものの、「事実であれば重く受け止める」とコメントしている。

総監督からテクニカルアドバイザーに
また、2023年10月から活動を自粛していた宇城市の教育長でもある平岡和徳総監督は、4月1日付で総監督を辞任。

新たに生徒や顧問への指導、助言を行うテクニカルアドバイザーに就任した。

これについて大津高校は「生徒の心のケアや相談しやすい環境づくりなど改善が進み、県教育委員会などにも相談し判断した」としている。

(テレビ熊本)

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