《「障害者かと思った」と暴言か》専修大サッカー部監督がパワハラ・経理不正疑惑で辞任していた 大学は「警察に相談している」と回答

《「障害者かと思った」と暴言か》専修大サッカー部監督がパワハラ・経理不正疑惑で辞任していた 大学は「警察に相談している」と回答
NEWSポストセブン 2024/4/30(火) 7:15配信

 日本代表を含め、多くのプロ選手を輩出してきた大学サッカーの名門・専修大学サッカー部。2005年から監督を務め、黄金期を築いてきた⁠⁠源平貴久監督(51)が「パワハラや不正経理をしている」との訴えが部内で上がり、今年3月に辞任していたことがNEWSポストセブンの取材でわかった。大学に提出された「告発文書」には、生徒との間に生じていたトラブルが詳細に記されていた――。
「同部はこの4〜5年で、急激に弱体化しています。2020年に関東リーグ2部に降格すると、翌年には神奈川県大学サッカーリーグへさらに降格。現在は新設された関東リーグ3部で戦っています」

 この弱体化の背景にあるとされるのが、源平氏のパワハラ疑惑をめぐる騒動だ。

「選手と話す時には反論を決して許さず、練習中に突然呼び出して『お前のこと障害者かと思ってた』と暴言を吐いたり、親の職業を聞かれて答えると『だからバカなんだな』と罵られることもあったそうです。源平氏の言葉は絶対で、誰も反論できなかった。

 その流れを受けて今年の2月、源平氏のパワハラ・不正経理に関する告発があり、大学側から源平氏に現場に近づかないよう指示が出された。4月7日に行なわれたリーグ3部の開幕戦に源平監督︎の姿はありませんでした」

「監督に就任して以来、部費はすべて源平氏が自分の口座で管理していて、何にいくら使われたのかは彼しか知りません。部員は100人以上いて部費を払っているのに、サッカーボールは足りずビブスはボロボロ。スタッフを雇おうとせず、指導者が監督以外に2人しかいないため、他大学からは不思議がられていました。

 大学側が源平氏に部費を管理する口座の引き渡しを指示したところ、源平氏は断固拒否したそうです。文書には、多額の部費が口座に入ったままなのではないかという疑惑が書かれている」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする