自立支援施設「粋塾」 関係者実態を語る「子どもたちは喫煙や飲酒も許容されていた」 愛知・東海市
中京テレビNEWS 2024/5/24(金) 12:00配信
愛知県東海市の自立支援施設で、入所する11歳の児童らが働らかされていた事件で、施設の関係者が「子どもたちは、喫煙や飲酒も許容されていた」などと内情を語りました。
東海市の自立支援施設「粋塾」をめぐっては代表の氷室優容疑者(46)らが11歳の児童らを建設会社で働かせていたなどとして逮捕されています。
「粋塾」の関係者が、中京テレビの取材に応じ、「自由の度が過ぎてしまっている」などと施設の実態を語りました。
「粋塾」の関係者:
「起きる時間も寝る時間もほぼ自由という感じで、自由の度が過ぎてしまってる、とすごく感じていました。喫煙や飲酒も許容している部分があったので、職員がタバコを買い与えているという姿もあったので」
未成年の入所者が喫煙や飲酒をしていたという情報は、警察や東海市も把握しているということです。
「粋塾」をめぐっては、ほかにも入所する12歳の少年が、散弾銃を発砲していたことが明らかになっていて、氷室容疑者の妻・友貴容疑者と、その父親の吉川修一容疑者が逮捕されています。