「性的な興味から児童の着替えを見たい」が犯行動機と指摘 少女盗撮事件の初公判で起訴内容認める(鳥取)

「性的な興味から児童の着替えを見たい」が犯行動機と指摘 少女盗撮事件の初公判で起訴内容認める(鳥取)
TSKさんいん中央テレビ 2024/5/27(月) 20:11配信

18歳未満と13歳未満のあわせて9人の少女の性的な部位を盗撮し、児童ポルノを製造したなどの罪に問われている鳥取県湯梨浜町の元小学校の児童支援員の男に対する初公判が、27日に鳥取地裁倉吉支部で開かれ、男は起訴内容を認めました。

児童買春・児童ポルノ禁止法違反と性的姿態等撮影などの罪に問われているのは、湯梨浜町の元小学校児童支援員の男(41)です。被告の男は2023年4月から24年2月にかけて、鳥取県東伯郡の小学校内の更衣室などで、18歳未満と13歳未満の少女あわせて9人が着替えているところを盗撮し、児童ポルノを製造するなどしたとして起訴されています。
27日の初公判で被告の男は、「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察は冒頭陳述で「性的な興味から女子児童の着替えをみたいと思い犯行に至った」としたうえで、「オンラインショップで購入したボールペン型カメラで盗撮する行為を50回にわたり繰り返した」と指摘しました。
次回の公判は7月9日に開かれます。

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これまで実名報道無し

容疑者の男は、2023年4月から2024年3月にかけて、鳥取県中部の教育施設で、18歳未満と13歳未満のあわせて4人の少女の性的な部位を盗撮し児童ポルノを製造したとして、4月2日に児童買春・ポルノ禁止法違反と性的姿態撮影処罰法違反の疑いで逮捕されていました。その後の調べで、別の13歳未満の少女5人の性的な部位を盗撮した映像データが新たに見つかったとして、16日に再逮捕されました。
警察の調べに対し男は、「着替え中の被害者を盗撮する目的はありませんでした」と、容疑を否認しているということです。

児童ポルノ製造の罪などの疑いで逮捕されたのは、学校職員の40代の男です。警察によりますと、男は県中部に住む未成年の女性4人に対し、女性が未成年だと知りながらひそかに裸の姿を撮影し、児童ポルノを製造した疑いが持たれています。
事件関係者から通報を受けて進めていた別の事件の捜査過程で、女性4人の被害が発覚したということです。

3月12日、教室を利用した児童がロッカーの上にあるカメラを見つけ、学校の職員に報告しました。
町教委によると、児童がカメラを発見した時点では記録媒体が残っていましたが、児童からカメラを受けとった職員が校長に手渡した時にはなくなっていたということです。

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