痩せている部員に「難民のようだ」 不適切指導5件で男子サッカー部監督が1年間出場停止 熊本・文徳高校

痩せている部員に「難民のようだ」 不適切指導5件で男子サッカー部監督が1年間出場停止 熊本・文徳高校
RKK熊本放送 2024/5/31(金) 16:54配信

熊本県高校体育連盟は、熊本市にある文徳高校男子サッカー部の監督が部員に不適切な指導をしたとして、この監督を1年間の出場停止処分にしました。

処分を受けたのは文徳高校の教員で、2022年から男子サッカー部の監督を務める30代の男性です。

文徳高校や県高体連によりますと、監督は去年10月から今年3月、「話を聞いていなかった」としてボールを強く蹴って部員の足に当てたり、痩せている部員に「難民のようだ」と発言したりするなど、不適切な指導が5件あったということです。

部員が今年3月に学校に相談して発覚しました。

ほかの不適切行為
▼赤点を取ったのにうそをついた部員に「ユニフォームを着る資格がない」と発言
▼試合を休んだ理由をしつこく聞く(過去に複数の部員が休んで練習試合が成立しなかった経験から)
▼強い言葉で指導

県高体連はこの監督について、高校総体など主催する全ての大会の出場を、来年3月まで停止する処分にしました。(2024年3月5日〜2025年3月4日)

部の指導は続けているということです。

また、監督は今年4月に開いた男子サッカー部の保護者会で「信頼されないといけない立場にも関わらず、学校や保護者などからの信頼を失墜してしまうことになり、大変申し訳ない」と謝罪しています。

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