日大重量挙部の不正徴収、被害額は10年間で4000万円…幹部の刑事告発を検討
読売新聞オンライン 2024/7/18(木) 5:01配信
日本大学の重量挙部幹部が、新入生から不正に入学金や授業料を徴収していた問題で、被害額が約4000万円に上ることが17日、関係者への取材でわかった。日大は被害額を立て替えて返済することや、幹部の刑事告発を検討している。
関係者によると、日大が金融機関から開示された口座を調査するなどしたところ、10年間で約4000万円の被害が確認された。日大では、さらに遡って不正がなかったかを調べている。
日大は今月上旬、文部科学省とスポーツ庁に不正を報告。同庁などは、事実関係の調査と関係者の処分を行うとともに、被害者への説明責任を果たすよう口頭で日大を指導した。