病気休職中にアルバイト 大阪市の中学校教諭を懲戒処分「お手伝いしているだけ」と口裏合わせ依頼、隠ぺい図ったか
MBSニュース 2024/8/1(木) 18:15配信
大阪市立中学校に勤める51歳の教諭が、病気休職の期間に、まったく別のアルバイトをしていたとして懲戒処分されました。
停職3か月の処分を受けたのは、大阪市立中学校に勤める51歳の教諭の女性です。
大阪市教委によりますと、教諭は病気休職中の今年3月から4月の間に、18日間マンション清掃のアルバイトをして、報酬8万円を受け取ったということです。
情報提供を受けた市教委側が聞き取ったところ、女性教諭は「お金を受け取っていない」「お手伝いしているだけ」と勤務を否定したのに加え、アルバイト先に「口裏を合わせて」と依頼するなど隠蔽を図ったということです。
女性教諭は結局、「生活に困窮していた」と休職中のアルバイトを認めたということで市教委は1日付で停職3か月の懲戒処分としました。
大阪市教委は、「改めて教職員一人ひとりが、勤務時間の内外を問わず公務員としての自覚を持って行動し、信用失墜につながる行為は厳に慎むよう周知徹底する」としています。
大阪市教委によると、病気休職中の職員には給与の80%が支給されています。