体触りスマホで撮影も… 元保育士の男に懲役3年6月 勤務先で複数の園児にわいせつ行為
千葉日報オンライン 2024/8/29(木) 16:58配信
勤務していた私立保育園で園児にわいせつな行為をしたとして、不同意わいせつなどの罪に問われた元保育士の男(30)の判決公判が29日、千葉地裁であり、広瀬裕亮裁判官は懲役3年6月の実刑判決を言い渡した。検察側の求刑は懲役4年だった。
広瀬裁判官は判決理由で「保育士としての職責に背き、保護者の信頼を裏切った。厳しく非難する必要がある」と指弾した。
被害者が低年齢であることにも触れ「犯行が被害者の発達に悪影響を及ぼす可能性も否定できない。保護者が厳罰を望むのも当然」と指摘した。
被告は昨年12月、不同意わいせつの疑いで県警に逮捕された。同11月、園児が別の職員に「(被告に)触られた」と話して発覚。園の聞き取りに被告は当初、否定したが後日認めた。同園が県警に通報し、被告を懲戒解雇した。
判決によると、2022年5月〜昨年11月ごろ、同園で複数の園児に対し、衣服を脱がせて、体を触ったりスマートフォンで撮影するなどした。
「下着の中に手を入れた」昼寝中の園児にわいせつか 元保育士の男を逮捕
保育園で昼寝中だった園児の女の子にわいせつな行為をしたとして、警察は12月4日、元職員の29歳の男を逮捕しました。
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは千葉県市川市高谷の元保育士、高橋遼容疑者(29)です。
警察によりますと、高橋容疑者は11月4日、当時勤めていた県内の保育園で、昼寝中だった園児の女の子の身体を触るなどのわいせつな行為をした疑いが持たれています。
高橋容疑者は調べに対し「下着の中に手を入れた」などと容疑を認めていて、動機について「何も文句を言わない女の子で、性欲を紛らわせていた」と話しているということです。
被害にあった園児が別の職員に相談し、高橋容疑者の関与が明らかになりました。
高橋容疑者が「昼寝すると、なかなか目を覚まさない子がほとんどで、ばれないと思った」などと話していることから、警察は余罪があるとみて詳しく調べています。