山梨のスノボスクール経営者ら2人不起訴 元生徒を誘拐したなど疑いで先月逮捕
中京テレビNEWS 2024/9/11(水) 0:33配信
スノーボードスクールの元生徒を誘拐し、けがをさせたなどとして逮捕された、スクール経営者の男性らについて、岐阜地検は10日不起訴処分としました。
不起訴になったのは山梨県のスノーボードスクール経営者の男性(48)と、愛知県春日井市のスクール生の女性(28)です。
2人は2024年3月、千葉県に住む10代の元スクール生の少年を、岐阜県郡上市の宿泊施設から車に乗せて誘拐・監禁したのち、少年が逃げだそうとした際、首や顔などにけがをさせたとして、8月に逮捕されていました。
岐阜地検は10日2人を不起訴処分としましたが、理由は明らかにしていません。
逮捕時警察は2人の認否を明らかにしていませんでした。
自身が経営するスノーボードスクールの元生徒を誘拐した疑いで、メダリストも輩出したスノーボードの名コーチが逮捕されました。
逮捕されたのは、山梨県笛吹市内のスキー場でスノーボードスクールを経営する神戸忠仙容疑者(48)です。
警察によりますと、神戸容疑者は、愛知県に住む28歳の女とともに、元生徒の10代の男性を岐阜県郡上市の宿泊施設から車に乗せて誘拐、監禁したのち首や顔などに全治3週間のけがをさせた疑いがもたれています。
元生徒はスノーボードの大会に出るため郡上市に宿泊していて、母親から「息子がトラブルに巻き込まれている」などと110番通報がありました。
警察は認否を明らかにしていません。
関係者によりますと、神戸容疑者は北京オリンピックやソチオリンピックのメダリストを育成するなど、若手の指導力に定評があったということです。