拡声機使った広島原爆忌デモ、市民7割「式典に悪影響」…「厳粛」「表現の自由」の両立に課題

昨年8月6日の原爆忌に広島市の平和記念式典の会場周辺で行われたデモについて、市が被爆者や遺族らにアンケートを行ったところ、7割が拡声機を通じた音が式典に「悪影響がある」と回答した。拡声機を使ったデモは常態化しており、昨年は入場規制を強化して臨み、退去命令に応じなかった市民団体の幹部に初めて過料の支払いを命じた。市は「被爆80年に向け、表現の自由に配慮しながら厳粛な式典の実現を目指す」としている。

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