透過フィルター使い選手の水着撮影 SDカードから2万6千枚の写真 容疑で漁師の男逮捕

赤外線透過フィルターを使って競技選手の水着を透かして撮影したとして、兵庫県警生活安全特別捜査隊と洲本署は15日、性的姿態撮影処罰法違反(撮影)などの疑いで南あわじ市の漁師の男(53)を逮捕した。同隊によると調べに「性的興奮を得たくてした」などと話し、容疑を認めているという。 逮捕容疑は2023年7月~昨年7月、同市や明石市、岡山県玉野市の海水浴場で、赤外線透過フィルターを装着したカメラを使い、アクアスロンなどの大会に出場していた当時11~44歳の女性選手8人の水着を透かして撮影するなどした疑い。 同隊によると昨年7月、洲本市の大浜海水浴場で「水着姿の人を撮っている人がいる」と110番があり、駆けつけた洲本署員が男を発見。任意提出を受けたSDカードから、2022年9月~昨年7月に撮影されたとみられる約2万6千枚の写真が見つかった。四国や中国地方、近畿地方で同様の行為をしていた疑いがあるという。 透過フィルター付きのカメラについて、男は「ネットオークションで購入した」と説明しているという。

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