去年9月、何者かと共謀して、SNSなどで闇バイトの内容を伝え、犯罪行為に加担させようと勧誘し、指示役などに紹介したとして、県警はきょう、「リクルーター」役の26歳の男を逮捕しました。 職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは、韓国籍の原本康平こと白康平容疑者(26)です。 県警によりますと、白容疑者は、去年9月16日、何者かと共謀し、犯罪を実行させる目的で、SNS上で「案件多数取扱っています」などと投稿しました。 投稿を見て応募してきた男に、「2時間程度で終わる案件」「報酬5万円」などと業務を伝え勧誘し、受けた男を犯罪の指示役などに紹介した疑いが持たれています。 白容疑者は、匿名流動型犯罪グループの実行役を募集する「リクルーター」とみられています。 白容疑者が勧誘したのは、指扇の強盗事件で逮捕・起訴されている実行役の男1人ですが、その男は、白容疑者に紹介された指示役とは交渉が決裂していたということです。 警察の調べに対して、白容疑者は、「悪いことでの募集はしていない、闇バイトは募集していない」と容疑を否認しているということです。 県警は、白容疑者が関東で発生している一連の強盗事件の指示役とつながっている可能性も視野に調べています。