N党・立花孝志党首の死去した元県議への投稿、発言に「虚偽なら”死者に対する名誉毀損“の可能性」と紀藤正樹弁護士が指摘

紀藤正樹弁護士(64)が、20日までにX(旧ツイッター)を更新。斎藤元彦兵庫県知事(47)の疑惑告発文書問題を厳しく追及した元県議の竹内英明さん(50)が死去した件で、「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57)がユーチューブやXで投稿した内容が「虚偽なら”死者に対する名誉毀損“の可能性があるのでは」と指摘した。 竹内さんは県議会調査特別委員会(百条委)の委員を務めていたが、昨年11月の知事選期間中に中傷が過熱したことを受け、同月17日の投開票翌日に議員辞職した。今月18日夜、姫路市の自宅で家族が異変に気付き救急搬送を要請。死亡が確認された。 立花氏は19日に竹内さんの死亡が報じられた後、ユーチューブで「(竹内氏は)逮捕されるのが怖くて自ら命を絶った」などと発信。X(旧ツイッター)にも同様の投稿(現在は削除)をした。 紀藤弁護士はXで県警の「逮捕の予定もなかった」という産経新聞の記事を引用し、「虚偽なら”死者に対する名誉毀損“の可能性があるのでは」とした。「死者に対する名誉毀損(きそん)」は、死者の名誉を損なうする犯罪で、虚偽の事実を摘示した場合だけ処罰される。刑法230条第2項で規定され、刑事罰は3年以下の懲役もしくは禁錮または50万円以下の罰金となっている。

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