兵庫県・斎藤知事のパワハラ疑惑などを調査する百条委員会のメンバーだった元県議が死亡しました。SNS上では、「逮捕されるのが怖くて自ら命を絶った」などと立花孝志氏が発信した情報が拡散しましたが、20日、「間違いだった」と訂正、謝罪しました。 ■斎藤知事「50歳の若さで亡くなったこと、痛恨の極み」 元兵庫県議が死亡 百条委員会 竹内英明県議(去年8月当時) 「知事が投げつけた文具は付箋であると。どういった意図で投げた?」 兵庫県 斎藤元彦知事 「副知事との打ち合わせ中に伝達内容を忘れていたことに残念な思いがあった。思わず卓上に向けて(付箋1枚)放り投げたことは事実です」 兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑などを調べる「百条委員会」のメンバーだった竹内英明さん(50)。 18日夜、自宅でぐったりする姿が見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。自殺したとみられています。 斎藤元彦知事 「50歳という若さで亡くなったことについては、痛恨の極みだと思っている」 ■選挙翌日、議員辞職も… 中傷拡散に「絶望」抗議電話も相次ぐ 2024年の知事選をめぐっては、斎藤知事と対立した候補や県議らに対する過激な誹謗中傷が問題に。 百条委員会のメンバー・丸尾まき兵庫県議の事務所には連日、迷惑電話がかかってきたといいます。 留守番電話 丸尾県議の事務所 「県民や。死んでまえ、ボケ、アホ」 「お前ええ加減にせえよ。ちゃんとせんかい、このクソボケが」 「おいお前無責任すぎるやろ!電話出ろや!」 百条委員会のメンバー 丸尾まき兵庫県議 「竹内さんのところは、奥さんが事務所で電話番してたと聞いた。抗議電話だとかとられてたと思う。精神的にしんどくなったということと、奥さんから『議員を辞めてほしい』と言われたということで」 2024年10月 SNSの投稿 「この竹内英明っていう偉そうなゴミが反逆者ってわけか」 2024年11月17日(知事選投開票日) 「兵庫県の県政を一番混乱させた元凶。騒動の主犯格は、竹内英明県議」