事故直前まで勤務…平日の夕方、中学校教諭の男(55)が酒気帯び運転で追突事故 逮捕時は基準値の3倍以上のアルコール検出

酒を飲んで軽乗用車を運転し事故を起こしたとして、21日、鳥取県米子市の中学校教諭が現行犯逮捕されました。警察が飲酒先など詳しい経緯を調べています。 酒気帯び運転の容疑で逮捕されたのは、米子市河崎の中学校教諭の男(55)です。 男は21日午後6時前、酒気を帯びた状態で軽乗用車を運転し米子市内の県道を走行中、信号待ちをしていた軽乗用車に追突した疑いが持たれています。 駆けつけた警察官が呼気検査をしたところ、基準値の3倍以上となる1リットルあたり0.55ミリグラムのアルコールが検出されため、同日午後7時10分に現行犯逮捕しました。 調べに対し、男は「飲酒運転をしたことに間違いありません」と容疑を認めています。 追突された車に乗っていた3人にけがはありませんでした。 男は事故直前の午後5時過ぎまでは勤務先の米子市立東山中学校にいたといい、事故が起きた時は帰宅途中でした。 警察は飲酒先や飲酒量など調べを進めています。 また、この事故を受けて米子市教育委員会の浦林実教育長は、「児童生徒、保護者をはじめ、市民の皆さんの信頼を損なう行為を行ったことは痛恨の極みであり、教育長として責任を痛感している。今回のことを重く受け止め、改めて指導の徹底を図るとともに、信頼回復に向けて全力で取り組んでいく」とコメントしています。

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