上下水道局課長を懲戒免職処分 「知人に物届けるため」酒気帯びバイク運転 広島県福山市

広島県福山市は31日、2024年11月に酒気を帯びてバイクを運転し逮捕された、市上下水道局の給排水担当課長の男性(57)を懲戒免職にしました。 市などによりますと、男性課長は2024年11月16日午後3時50分ごろ、福山市東陽台の交差点付近で、酒気を帯びた状態でバイクを運転し、乗用車と接触する事故を起しました。 その際、呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたため現行犯逮捕されていました。その後、道路交通法違反(酒気帯び運転)の罪で福山簡易裁判所から罰金40万円の略式命令を受け、即日納付しました。 市の聞き取りに対し、男性課長はその日は休みで、午後2時ごろまで昼食と一緒に350㍉㍑のビールを3本飲んでいたということです。男性課長は飲酒運転になると理解した上で、「知人へ物を届けるために乗った」と話していたということです。 市は飲酒後、短時間しか間を置かずにバイクを運転したことや管理職であることなどを鑑みて、免職の処分を判断したということです。 福山市上下水道局は「職員に公務員としての自覚を促すとともに、綱紀粛正を徹底し、市民のみなさまの信頼回復に向け取り組んでいく」としています。

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