宮崎市の男性から現金およそ2700万円をだましとった疑いで、特殊詐欺グループの「出し子」とみられる男女3人が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、いずれも県外に住む鳥越旭裕容疑者(40歳)と、中山陽介容疑者(33歳)、それに、森井幸世容疑者(35歳)の3人です。 警察の調べによりますと、鳥越容疑者と中山容疑者は、2018年、宮崎市に住む当時50代の男性に対して、ネット銀行の担当者を名乗り「2億円が当選し、受け取り手続きのため、ポイント購入が必要」などとうそのメールを送信。 男性に現金あわせて1800万円を振り込ませて、だましとった疑いです。 また、森井容疑者は、訴追弁護団を名乗ってうそのメールを送信し、男性からさらに900万円をだまし取った疑いが持たれています。 警察は、3人の認否を明らかにしておらず、特殊詐欺グループの「出し子」とみて調べを進めています。