去年12月、福岡県宗像市にあるコンビニエンスストアの女子トイレに正当な理由なく侵入したとして56歳の会社員の男が逮捕されました。 男が侵入したとされる女子トイレでは、床や壁に尿をまき散らされる被害が事件直後を含めこれまで複数回確認されているということです。 建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、福岡市東区に住む56歳の会社員の男です。 会社員の男は、去年12月1日午後5時ごろ、宗像市内にあるコンビニエンスストアの女子トイレに正当な理由なく侵入した疑いが持たれています。 事件が発生したコンビニエンスストアでは、女子トイレの床や壁、トイレットペーパーなどに尿をまき散らされる被害が建造物侵入事件の直後を含め複数回確認されていたためコンビニエンスストアのオーナーの男性が警察に通報。 トイレの入り口近くの防犯カメラの映像などから男子トイレが空いているにもかかわらず、会社員の男が女子トイレに入った疑いが浮上したため、男を建造物侵入の疑いで逮捕したということです。 取り調べに対し、会社員の男は「入ったのは間違いない。男子トイレが空いていなかったから仕方なく女子トイレに入った」などと容疑を否認したうえで「私はちゃんと便器の中で尿を出しました」と話しています。 警察は、女性トイレに尿をまき散らした器物損壊容疑での立件も視野に捜査を進めています。