JR長野駅前で1月22日夜、男女3人が刃物で襲われた事件から5日夜で2週間が経ちました。逮捕された男は黙秘を続けていて、警察が引き続き、動機や経緯を調べています。 現場となったJR長野駅前では、発生から2週間が経った6日も手を合わせる人の姿がありました。 長野市の男性: 「地元ではこういうことがなかなか起きないので、容疑者が逮捕され、通常の生活に戻りつつあるのか、というところですね。近くでこういうことが起きているので、周りで後ろとか人が通った時に気になることはあります」 事件は先月22日の午後8時すぎ、3人が刃物で次々襲われたもので、49歳の男性が死亡、男女2人が重軽傷を負いました。 事件から4日後、長野市の無職・矢口雄資容疑者46歳が、女性に対する殺人未遂の疑いで逮捕されました。 捜査関係者などによりますと、矢口容疑者はこれまでの調べに、「黙秘します」「わからない」などと話していて、依然、犯行の動機はわかっていません。 容疑者の自宅は、電気や水道が止められているなど、生活に困窮していたとみられ警察は引き続き、動機や経緯などを調べています。