今年1月、宮城県塩釜市で出産直後に赤ちゃんを雪に埋めて殺害したとして逮捕・送検された24歳の母親を、仙台地方検察庁は証拠不十分として不起訴としました。 不起訴となったのは、塩釜市の派遣社員の女性(24)です。警察によりますと、女性は1月11日の朝、自宅で出産したばかりの女の赤ちゃんを雪に埋めて殺害したとして逮捕・送検されていました。 赤ちゃんの死因は急性循環不全で、女性は逮捕当時、警察の調べに対し「当時はパニックになってそこまで考えられませんでした」と話していて、容疑を否認していました。 検察は2月10日、「起訴して公訴を維持するに足りる十分な証拠を確保できなかった」として女性を不起訴処分にしました。