集合住宅の空き部屋に侵入したとして、住所不定・自称アルバイト従業員の21歳の男が、邸宅侵入の現行犯で逮捕されました。 男は2月13日午後1時30分ごろ、札幌市東区にある3階建ての集合住宅の3階の空き部屋に侵入したとして、その場で逮捕されました。 警察によりますと、集合住宅の関係者が点検見回り中、鍵が掛かっていたはずの空き部屋の中に男がいるのを発見。 「空き室に勝手に入り込んでいる男を押さえている」と110番通報しました。 男は発見された当時、1人で室内にいて、警察の調べに「住むところがなく寒かったので勝手に入り込んで寝泊まりしていた」などと容疑を認めています。 男は施錠されていた部屋の玄関のカギを、何らかの方法で開けて忍び込んでいたとみられています。 警察は男が侵入していた期間や方法などを今後、調べることにしています。 事件当日の札幌市は、前日の3月並みの暖かさから一転し、最低気温が氷点下3℃を下回り、猛吹雪の時間帯もあるなど荒れた天候でした。