鹿児島県警が性的暴行疑いの捜査2課長を書類送検、ネット上で「なぜ逮捕されない?」の声 元検察官の見解は

知人女性に性的暴行をした疑いで、鹿児島県警の捜査2課長の男性警視(28)が書類送検された。 報道によると、男性警視は2023年に警察庁から鹿児島県警に出向。女性が今年1月、警察庁のセクシュアル・ハラスメント相談窓口に「昨年11月、(男性警視から)不同意性交の被害を受けた」と連絡したことで発覚したという。 男性警視が被疑事実を認めているかなどの詳細は現段階で不明だが、鹿児島県警では近年、盗撮などの疑いで現職の警察官が複数逮捕されており、今回の男性警視の書類送検についてネット上では「なぜ逮捕されないのか?」と疑問が上がっている。 その背景には、警察が市民を逮捕する権限を持つ一方、捜査過程は外部に閉ざされており警察が身内への強制捜査を恣意的に避けているのではないかという疑念がありそうだ。 一般的にどういった場合に逮捕されるのか?また、捜査機関の関係者は逮捕されにくいといった事情はあるのか?元検察官の荒木樹弁護士に聞いた。

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