2023年、宮城県白石市が発注した貯水施設の屋根の防水工事を巡り、入札に関する情報を地元の工務店に勤める会社役員の男に漏らし、不正に工事を落札させたとして白石市役所の職員ら2人が逮捕されました。 官製談合防止法違反などの疑いで逮捕されたのは、宮城県白石市上下水道事業所係長・平間大地容疑者(36)と白石市にある工務店の会社役員・草刈俊彦容疑者(63)です。 警察によりますと、2023年9月に宮城県白石市が発注した貯水施設の屋根の防水工事を巡り、平間容疑者が草刈容疑者に入札に関する情報を漏らして、不正に落札させ公正な入札を妨害した疑いがもたれています。 警察は、捜査に支障が出るとして2人の認否を明らかにしていません。警察は、白石市役所などを家宅捜索し、事件の詳しい経緯を調べる方針です。