2024年宮城県色麻町のメガソーラー発電所に侵入し、銅線ケーブルおよそ3800万円相当を盗んだとして外国人の男4人が逮捕された事件で、警察は4人が盗んだ銅線を売って利益を得ていたとみて捜査していること分かりました。 窃盗の疑いで逮捕・送検されたのはカンボジア国籍のティムティボット容疑者(24)とトイセェン容疑者(29)ら4人です。警察によりますと、ティム容疑者らは2024年7月30日から8月1日までの間、色麻町内にあるメガソーラー発電所に侵入し銅線ケーブル全長およそ4760メートル、時価およそ3808万円相当を盗んだ疑いが持たれています。ティム容疑者とトイ容疑者は黙秘していますが他の2人は容疑を認めているということです。 4人は銅線を切断し、持ち運んだとみられていますが、新たに「盗んだ銅線を売って利益を得ていた」とみて捜査していることが警察への取材で分かりました。警察は、「海外などに売り渡した可能性」も視野に調べを進めています。4人は離合集散を繰り返す匿名・流動型犯罪グループ=トクリュウの外国人グループとみられていて警察が余罪などを追及しています。