新潟県聖籠町次第浜の空き家敷地内の土中から昨年12月、新潟市中央区の無職男性=行方不明時(78)=の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件で、県警が死体遺棄の疑いで、阿賀町の30代男を近く逮捕する方針であることが2月24日、捜査関係者への取材で分かった。男は男性の銀行口座から不正に現金を引き出したとして詐欺罪で起訴されており、県警は男性が死亡した経緯についても調べる。 県警は昨年12月16日、次第浜の空き家の敷地内で男性の遺体を発見。死因は頸部圧迫による窒息死で、他殺と断定した。新潟署に捜査本部を置いて捜査している。