兵庫・女児2人死傷事件、容疑者の鑑定留置終了 神戸地検

兵庫県内で18~19年前、小学生の女児2人が死傷した事件で、殺人容疑などで逮捕された勝田州彦(くにひこ)容疑者(46)について、神戸地検は14日、事件当時の精神状態などを調べる約3カ月間の鑑定留置を終了した。近く刑事処分を決めるとみられる。 勝田容疑者は2006年9月に兵庫県たつの市で、9歳だった小学4年の女児を刃物で襲って重傷を負わせたとされる。翌07年10月には加古川市で、小学2年の女児(当時7歳)を殺害した疑いも持たれている。 兵庫県警が昨年11月に逮捕していた。勝田容疑者は04年に岡山県津山市で小学3年の女児(当時9歳)を刃物で殺害したとして、無期懲役が確定していた。兵庫県内の二つの事件と手口が似ていたことから、県警は服役中の容疑者に任意聴取を重ね、両事件への関与を認める供述を得たとしている。【柴山雄太】

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