青森県弘前市内の畑で大麻草を栽培したり営利目的で大麻を所持したりしたとして、五所川原署と県警捜査2課は14日までに、大麻取締法違反(栽培、営利目的共同所持、無償譲渡、共同譲渡未遂など)の疑いで、弘前市と青森市に住む男女5人を逮捕した。また、畑や容疑者の自宅などから大麻草4本や乾燥大麻約2896グラム(末端価格約1448万円相当)、液体大麻約399グラムを押収した。 逮捕されたのは、弘前市藤代1丁目、農業A男(36)と、その親族である同市藤代の会社員B男(37)と同市石渡の農業の女(31)。そのほか、同市石渡の農業C男(31)、青森市浅虫の漁業D男(30)の計5人。 逮捕容疑は、A男が昨年10月7日に弘前市の畑で大麻草1本を栽培し、営利目的で大麻を所持していたことや、容疑者らで共謀して大麻を共同所持した疑い。ほかの同市内の3容疑者は、営利目的でA男と大麻草を共同栽培したり、容疑者間で大麻を共同所持したりした疑い。D男は自宅で所持した疑い。 A男は容疑を一部否認している。 A男は昨年10月7日に栽培容疑で現行犯逮捕。その後、無償譲渡の容疑で同28日に再逮捕され、11月18日に共同譲渡未遂の疑いでも再逮捕された。12月9日には営利目的共同所持容疑で再逮捕された。