立花孝志氏「耳とれかけていた」Xで告白 全治1カ月「夜中に切り付けられた時の映像が何度か…」

政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首は15日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、14日に訪れた東京・霞が関の財務省近くで、男に刃物で切り付けられ、負傷したことを受けた心境を振り返った。 「事件から一夜明けました。多くの人からの、心温まる心配と応援メッセージを頂き、本当にありがとうございます」と投稿。その上で「痛みはそれほどないです。夜中に切り付けられた時の映像が何度か浮かびました。心のどこかで怖さを感じているのかも知れませんが、きっと心も大丈夫です」とつづった。 立花氏は14日夕、「財務省解体デモ」が行われた財務省周辺を訪れ、道路を隔てた経産省側の歩道で支援者らと握手や写真撮影をしていた際、列に並んでいた男に突然襲いかかられ、左耳のあたりをナタで切りつけられた。その後、出血しながら演説したが、救急車で緊急搬送され、病院で治療を受けた。 立花氏は14日夜、頭に包帯をまいた動画をXに投稿し全治1カ月だと報告している。また、犯行に使われたとみられる凶器が路上に落ちている様子の写真の投稿を引用し「これが、凶器のナタです。実は耳とれかけていて、敏腕ドクターに縫合してつけてもらえました!」ともつづっている。 立花氏に切りかかったとして、殺人未遂容疑で住所不詳の宮西詩音(しおん)容疑者(30)が警視庁に現行犯逮捕された。警視庁によると、「殺そうと思いナタを振り下ろした」と供述している。 立花氏は16日投開票の千葉県知事選に立候補しているが、15日に予定した東京都内での街頭演説は中止された。

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