男子高校生が軽トラックにひき逃げされ死亡 被告から“睡眠導入剤”の成分検出 検察が「危険運転致死罪」に訴因変更を請求 大阪・泉南市

去年、大阪府泉南市で男子高校生が軽トラックにひき逃げされ死亡しました。運転していた男の血液から睡眠導入剤の成分が検出されたことがわかり、検察は、より刑の重い危険運転致死罪への訴因変更を裁判所に請求しました。 去年10月、泉南市で軽トラックが対向車線にはみ出して原付バイクと衝突し、原付バイクを運転していた男子高校生(当時18歳)が死亡しました。この事件では、軽トラックを運転していた泉南市のアルバイト・市道雅友被告が過失運転致死などの罪で逮捕・起訴されました。 捜査関係者によりますと、市道被告は「睡眠導入剤を飲んだ。事故を起こした記憶はない」などと話し、血液から睡眠導入剤の成分が検出されたということです。これを受け検察は、過失運転致死罪からより刑の重い危険運転致死罪への訴因変更を請求し、裁判所に認められたということです。 また市道被告は尿から覚醒剤の成分が検出され、覚醒剤取締法違反の罪でも起訴されています。

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